青柳祐美子
上智大学卒。代表作「理想の結婚」「スイート・シーズン」「連続テレビ小説 こころ」。2005年渡米後の「ロンリーガール15」は世界でもっとも視聴されたネットドラマに。
100年に1度の世界的経済不況の中ダメージを受けるエンターテーメント業界。その救世主になるか? とネットコンテンツは注目を浴びている。中でもドラマコンテンツ開発は2年前よりハリウッドでは勢力的に取り組まれていた。現在の金融破綻の発端でありどこの国よりも現在の状況をシビアに予見していたアメリカが最初に注目したのはネットドラマ「ロンリーガール15」だった。2006年より現在まで1億5千万以上の視聴回数を誇り、名実ともに世界でもっとも視聴されたネットドラマだ。もともとアメリカ人の3人の若者たちが本業の片手間で作っていたものに、ゴールデンの連続ドラマやNHKの朝ドラなどの日本での活躍後、渡米中だった脚本家の青柳祐美子が脚本などで参入。「ロンリーガール15」はイギリスやイタリアなどでスピンオフ化。初のオンラインスタジオになるなど更なる飛躍を遂げた。現在、日本でもさまざまなネットコンテンツファンドが台頭。ネットドラマの夜明けが開けようとしている2009年はまさに日本のネットドラマ元年になるだろう。
本書は、日本ではまだ誰もマスターしていないネットドラマの正しい作り方、そしてそのビジネス的成功の仕方を、作者 青柳祐美子が経験談に基づいて分かりやすく説明。ネットドラマの意義、今後のエンターテーメントの在り方などを提唱していくまさにネットドラマのバイブルだ。
従来のエンターテーメントの形態に変革が起きる2010年の地デジ化を前に、作り手の業界人のみならず、コンテンツのクライアントである企業は必読。
そして世界で2番目にYouTube視聴が多いと言われる日本だが、YouTubeと「ロンリーガール15」がともに遂げた成長過程と経緯(裏話)は本書を読まないと分からない。参加型エンターテーメントが主流になる中、ネットドラマの作り方を知っていれば誰も簡単にエンターテーメント界に参入できる。 世界がもっとも注目しているネットドラマの成長と今まさに作らている新しいエンターテーメントの歴史の1ページにあなたの名前が載る日がくるかもしれない。




